理科「生命のつながり」人のたんじょう
横浜市立鴨志田第一小学校(横浜市青葉区)6/17
市立鴨志田第一小学校(青葉区)と、
こども青少年局と青葉区役所(福祉保健センター)が協力し、
「人の誕生」についての授業を行いました。
ジェネリーノでも、その授業風景を取材に行かせて頂きました。
この授業は、“いのち”や“生きること”について考える機会やきっかけを、
子ども達に与えることが目的となります。
平成19 年度にスタートし今年度で5 年目となる、
「トツキトウカYOKOHAMA」の取組みの中から、小学生にもわかりやす
い詩をまとめたダイジェスト版「いのちの物語」の冊子を使い、
その中の詩を朗読して、横浜のママ・パパが綴った赤ちゃんへの思いを、
小学生に届けることや子ども達が生命の神秘さを感じ取ろうとする姿を
保護者に見て頂けるよう、授業参観とし、親子の絆を深めることも目的の
一つとなりました。

「メダカの生態」などを観察しながら
「生物のつながり」について学習する時期として、5年生の理科の授業の
一環として、視聴覚室にて授業参観が行われ、
まずは、青葉区の助産師さんである野田多美子さんからのレクチャーを受け、
「人の子供は母親のお腹の中で、どのように成長して産まれてくるのだろうか
?」という学習から始まりました。

助産師の野田さんが最初に質問。
「自分が生まれる前、生まれた時のことを聞いた事がある人はいますか?」
の問いに手を挙げた児童が「お母さんは僕がお腹の中にいる時にディズニーラ
ンドに行ったって聞いたことがある!」「お腹の中に、水があってその中で浮い
ていたって聞いたことがある!」「自分は逆子だったらしい・・」
など、口々に話していました。

自分がお母さんのおなかの中にいた時のことを、なんとなくぼんやりと想像した
子どもたち。それから野田さんは0,1ミリの受精卵のことから順に、お腹の中の
絵を使い、さかのぼっていきました。

「2カ月になると、大きさが3センチになり心臓や目、耳、口などが形作られるんで
すよ。このころから胎児という名前に変わります」
「4か月になると、胎盤が出来てきて、へその緒を通じてその胎盤から栄養を補給
していきます」
「6か月になると、大体大きさも650グラムくらいになり、お母さんのおっぱいをすぐ
飲めるように、指しゃぶりの練習を始める子もいるんです。」
「8か月になると、頭は下になったり、お腹の中で一番居心地の良い位置に赤ちゃ
んがいることが多いです。この時期になると、耳の聞こえる聴覚が完成します。」
「10ヶ月、大体37週から40週で産まれても良い時期になりますね。この時、平均
では身長が50センチ、体重が3000グラム位」
子ども達は、みんな真剣な表情。じっと何かを考えている様子。
野田さんのお話はここまで。「今までの野田さんのお話で、感想はありますか?」
と先生が質問したところ
「自分がどうやってお腹の中にいたのか?がわかってすごく良かった!」
「0.1ミリの卵だったのに、50センチの赤ちゃんになってすごい!」
「妹がいるので、赤ちゃんが生まれることについて、知っているつもりでいたのですが、
意外に知らなかったんだな~と思って今日は聞けて良かったです」
「生まれたばかりの赤ちゃんは、すぐ泳げると大人に聞いたことがあったんだけど、
羊水の中にいたからなんですね」
「双子はお腹の中でどうなるの?へその緒は二つあるんですか?5つ子は?」
などなど興味は尽きない様子・・・
VOL.2へ続く
取材/文 松前 博恵