「ジェネ的No.1イクメン人物伝」 山崎大地さんVOL.2

2011年4月3日 5:48 PM

No2.ガンダムや宇宙が好きだった少年時代

「子供のころは、近所の友達と基地を作ったりしてよく遊んでいました。

両親も僕をプラネタリウムによく連れて行ってくれたので、

望遠鏡で星を見るのも好きでした。

小学生のときに友達と天体クラブを立ち上げ、ワープロで観測記録シート

や会員証、天体望遠鏡まで自分達で作ったりして楽しんでました。

あとは、宇宙戦艦ヤマトと機動戦士ガンダムが大好きでした。」

 

宇宙に興味を持ったきっかけを伺うと、大地さんは即座にそう答えた。

しかし、宇宙を意識したのは、さらに大きな出来事があったと言う。

「アニメの世界も影響を受けましたけど、スペースシャトルのプラモデル

を作った時にさらにリアルに宇宙船に興味を持ちました。

スペースシャトルは実在の宇宙船ですからね。

その後、中学生の時に入団していたボーイスカウトの企画で

アメリカにキャンプに行ったことがあるんです。

その時に、初めての飛行機を経験。

そして1週間のキャンプ後の観光でワシントンのスミソニアン博物館に

行ったのですが、そこで展示されていた本物のアポロの宇宙船や

巨大なIMAXシアターに映し出されたスペースシャトルや

宇宙飛行士達の活動を見て本当に感動してしまったんです。」

そして日本に帰国してすぐ、歴史的にも残る痛ましい事件が起きた。

日本航空123便の御巣鷹山墜落事故だ。

自分が生まれて初めて乗ったばかりだった「飛行機」という乗り物が

落ちたという衝撃。

大地さんはショックを受けたのと同時に、

いったい飛行機が飛や搭載されている機器はどういう仕組みに

なっているのだろう?と本気で知りたいと思ったそうだ。

「あの事故も、本当に衝撃的な出来事でしたが、

その半年後に今度はスペースシャトル・

チャレンジャーの爆発事故があったんです。

射ち上げから73秒後に爆発し、7名の乗組員が犠牲になってしまった。

テレビで見ていて再び衝撃を受けました。

そして、宇宙開発が夢というよりは、現実のものとして、

より興味を持つようになったんです。

いつか自分がもっと安全で快適な飛行機や宇宙船を作ろうと。」

小さな頃から天体博士のように星が大好きだった。

宇宙関係の仕事をしているご家族や親族がいる。

科学博物館やプラネタリウムが側にあり、いつも科学や宇宙に接していた。

など、生活環境が必然的に宇宙開発へ導いていく方もいらっしゃるかもしれない。

しかし、大地さんの場合はまるで運命が流れているかのような印象を持つ。

そのころは、まさか、自分が宇宙飛行士の夫になるとは、

夢にも思わなかったであろう。

取材/文 松前博恵